どこまでがキャラメイクか? 名前編

私はこの記事で「フィットボクシング」のトレーナーに関して、キャラクターに名前がついているという要素もあり「キャラメイクゲームと言うのは難しい」とした。他には「ミラクルニキ」も同様の判断で、当ブログでは扱っていない。
(3Dの女の子の着せ替えが多様にできるアプリなようなので、すごく気になっている)

キャラクターに固有の名前がついていれば、それはキャラメイクではないのだ。

と、結論づけるわけにはいかないのが難しいところ。
もちろん、どこで区切るかという問題なので、そういう風に線引きをしてもいいのだが……。

昨今のゲームでは作中のキャラクターが声付きで喋るのが珍しくなくなって久しい。つまり、キャラメイク主人公の名前をどう呼ぶのかという問題がある。大抵の場合、字幕ではプレイヤーが入力した名前を表示し、音声では「君」などの二人称代名詞で呼ばれるパターンが多いと思う。しかし名字を固定してしまうことで、他のキャラクターに自然にキャラメイク主人公の名前を呼ばせようと試みているタイトルがある。(「マスエフェクト」のシェパード大佐、「グリードフォール」のデ・サルデなど)

詳細な外見変更ができるが、名字は固定される。これは「キャラメイクができない」と言えるだろうか。個人的には充分に「キャラメイクできるゲーム」だと思う。

ヒューマンフォールフラット」はどうだろうか。
見た目のカスタマイズは多様であるが、この操作キャラクターにはボブという名前がある。作中では特に言及されないが。

では、「KeyWe」は?
外見はかなりカラフルに変更できるが、彼ら2羽にはジェフとデブラという明確な名前が存在する。彼らの名前は「ヒューマンフォールフラット」と異なり、ゲーム中でも明記される。(それはそれとして、キーウィの着せ替えできるのめちゃめちゃ可愛い)

この辺りになると個人的に判断はかなり難しくなってくる。

キャラメイクとは簡単に言えば「自分の好きなようにキャラクターを作成できること」だと思うが、名前が固定されているキャラクターは「自分で作ったキャラクター」なのだろうか。外見がデフォルトから別人のように自由に変えられても?どこまでが「着せ替え」で、どこまでが「キャラメイク」なのか?

私の中にも答えはない。

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